個人で電子出版ができる、パブーについて聞いてみました!

06 8月 2010 Under: Internet, Radio Topics, iPhone

pubooキンドルやiPadの登場によって、電子出版という言葉がテレビ・新聞・雑誌などで頻繁に目にするようになりました。7月26日の「Webしずおかインターネットカフェ」では、電子書籍の出版・販売サイト「パブー」を運営しているpaperboy&coのマーケティング担当 馬居さんにお話を伺いました。

電子出版を個人でも簡単にできるってことですけど、なぜこういったサービスをはじめたんですか?

paperboy&coでは、2004年から「ブクログ」という、インターネット上に実際の本棚のようなインターフェイスで書籍や CD、DVD などのアイテムを並べられる機能を最大の特徴とした、ブックレビューコミュニティサイトを運営しています。

booklog

そちらのユーザー数がもうすぐ30万人というところで、その本好きに向けて本のプロモーションの媒体としてブクログを発展させたいと考えていました。

そこで、今後急激な成長が予測される電子書籍市場の中でも、特に個人の電子書籍出版に着目しまして、個人が出版社や印刷会社を通さずに安く手軽に電子書籍を作れるサービスとして「パブー」の提供を開始して、出版からプロモーションまでブクログの中でできるようにしました。

同時に個人が広く作品を発表できるインフラを提供することで、個人の電子書籍出版市場の開拓と活性化に寄与していきたいと考えています。

電子出版を個人でも気軽にはじめられるって聞いたんですが、どういうことですか?

広い意味ではブログやホームページも電子出版のひとつといえるかもしれませんが、最近話題になっているのは、携帯電話やiPadなどの電子端末で実際の本と同じような感覚で読める形式にまとめたものを電子書籍と言っています。

従来の出版というのは、印刷・製本・流通の面で、個人が気軽にはじめられるものではなかったと思います。

電子出版の場合、印刷代がかからないので、コストが低く抑えられます。個人が無料で配布する場合は自分のホームページから配信してもいいですが、有料で配信する場合、料金回収の課題があります。多くの人に読んでもらうためのPRをどのように行っていくか、という個人にとって大きな壁もあるものです。

また電子出版をするためには、文字や写真・イラスト等のコンテンツを端末で読める形式に変換する必要があります。

「パブー」ではそれらの問題を解決しているんです。

何ページ以上書かなきゃいけないってのはあるんですか?

特に制約はないので、1ページでも100ページでも構いません。

具体的にどうしたらいいんですか?

まず無料で会員登録をして、ブログを書くような感覚で文章や写真・イラストを入力していくだけで、本を書く事ができます。

書きかけで公開して読者の声を聞きながら書くということもできます。

本ができたら、「本を公開する」を選べばパブー内に公開されます。ホームページ上でも見れますが、電子書籍用のフォーマットファイルPDF形式やePub形式で書き出すこともできるんです。

pubooservice

PDF形式はパソコンやいろいろなもので読める汎用的な形式で、ePub形式はアメリカの電子書籍標準化団体が推進する形式です。iPadのiBooksに採用されていることもあり、今後の主流になりそうな形式です。

無料でも有料でも配信でき、有料の場合はパブーが30%の手数料をいただき、残りの70%が印税のように著者に支払われるようになっています。

サービスを開始してどれくらい経ちましたか。品揃えや売れ行きはどうですか?

パブーのサービスを開始したのは、2010年の6月22日から。

およそ1ヶ月経過して、収録している本は2000冊。そのうち有料の本は400冊。

プロの方も個人的に書かれている方もお見受けします。

本を書いている人は小説やマンガ、絵本を書く人が多いようです。

現在は青空ファインダーロックという青春漫画や、いじわるアイザックという絵本が人気です。おすすめの本はたくさんありますが、絵本や漫画は読みやすいのでぜひ最初に読んでもらいたいですね。

aozora

ijiwaru

同じようなサービスを提供している会社もあるんですか?

同じようなサービスを展開している会社は国内にはないと思います。

私たちはもともとブログなどのサービスも展開していて、よい作品を書いている方を知っていました。そういった方に、もっと活躍の機会を提供できないかということでこのサービスをはじめた面もあるんです。

現在も様々なサービスを充実するための計画を立てて、進捗状況も公開しています。

例えば、ブログからインポートする機能は60%進んでいます。その他の機能も日々充実させていますので、ぜひみなさんもパブーを試してください。

今日はありがとうございました。

※番組では触れませんでしたが、平成22年版 情報通信白書のような総務省編集の白書もパブーで購入できるようになっています。

hakusho

Leave a Reply

富士通の最新パソコンについて聞いてみました!
最近のカラオケボックスについて聞いてみました!